『大人の未来学校』とは…

【人の話に耳を傾け、未来へのヒントを探す】

 30歳～50歳代の皆様を対象とした「講座」です。

【日時】令和5年12月16日（土）13:30～15:00

【会場】仙台市シルバーセンター7階　第1研修室

【講師】せんだい・宮城フィルムコミッション　菊池　睦　氏

　今回は「映画を通して地域の魅力再発見！」と題し、せんだい・宮城フィルムコミッションの　菊池　睦　氏を講師にお招きしました。講座では、せんだい・宮城フィルムコミッションの役割や、ロケ地としての仙台・宮城の魅力、撮影時のエピソード、エキストラボランティア等についてお話しいただきました。

　ロケ地としての仙台・宮城の特徴は、原作の舞台が県内となっている作品が多く、そのため撮影も県内で行われることが多いそうです。講座では、実際に撮影が行われた場所をエピソードと共に紹介していただきました。実はシルバーセンター近くの「花京院緑地」も「アイネクライネナハトムジーク」の撮影に使われたそうです。地元の方の協力と、スタッフの方の細やかな演出によって、素晴らしい作品が作りあげられていることを教えていただきました。

　また近年は、主演の方が公共交通機関のアナウンスを担当されるなど、地元と連携したプロモーションが展開されています。それを目的に、仙台・宮城を訪れる観光客もいらっしゃるそうで、ロケ地となることでの観光振興効果を知ることができました。

　様々な作品が仙台・宮城で撮影されていることを知り、誇らしい気持ちになった方も多いのではないかと思います。映画を通して、身近な風景の魅力に気付かせていただきました。

　受講された皆様からは、「映画はあまり見ないですが、仙台のよくみる風景、施設が見られるので、映画を見てみようという気持ちになりました。いいきっかけになったと思います。」や「行ったことがある景色が日常とは違うものに見えて、新鮮に感じた。見ていない映画も、見た映画も、また見てみたいと思った。」、「仙台でロケをしていることは知っていたが、実際に映画が作られるまでや、ロケについての詳しい話が聞けて、視野が広がりました。」などの感想が寄せられました。

　「護られなかった者たちへ」、「ラストレター」、「アイネクライネナハトムジーク」などは「仙台シネマ※」に認定されています。是非一度見てみてはいかがでしょうか。（※仙台を舞台として撮影されるなど、特に観光振興やシティーセールスに貢献した作品について、仙台市が「仙台シネマ」として認定。）

　土曜のひととき「大人の未来学校」で過ごし、充実した未来に向けて、10年後、20年後、30年後の「自分」を考える、きっかけになっていただけたのなら幸いです。